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天野山 金剛寺

お天気が良かったので、天野山 金剛寺へ行って来ました。
ここは、南北朝時代に、南朝・北朝双方の行在所となり、その歴史的な経緯から、質量ともに豊富な古文書を所蔵しています。

紅葉きれいで、夢の世界のようです。

紅葉


金剛寺は、僧行基が聖武天皇の勅命によって開き、のち弘法大師密教修練の霊域とりました。
明治の初めまで女人禁制であった高野山に対し、女人の参拝を許したので、女人高野と呼ばれています。

「楼門」は鎌倉時代の建築とされており、重要文化財に指定されています。

桜門


金剛寺は、楼門をくぐり石段を上がると、右に金堂、左に多宝塔、正面をさらに登ったところに五佛堂があり、新西国霊場本尊 千手観音菩薩像を奉安しています。

天野堂

後村上天皇が当寺に移られ摩尼殿を行在所とされ、この食堂(じきどう)を正殿として6年間大政を執られたとされている。
以来、この建物が「天野殿」と呼ばれるようになったといわれています。


金堂

この金堂内陣には本尊の木造大日如来坐像、脇士の木造降三世明王坐像及び木造不動明王坐像が安置されています。
何れも運慶の作と伝えられています。


多宝塔

「多宝塔」は平安時代の創建とされているがはっきりした年代は分からないららしいのですが、我が国最古の多宝塔の形式を持つ極めて貴重な建築物なのだそうです。

全体

休日だというのに、人もそんなに多くなく落ち着いた雰囲気でした。

紅葉2


この季節は紅葉が綺麗でした。
家の近くにこんなに素敵なところがあるなんて知らなかったのですが、来てみて本当に良かったです。



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